コロナ禍もやや落ち着きが感じられる今日この頃ではありますが、一方でインフルエンザが流行しているとのこと。緊張感を緩めず感染対策を続けながらこの冬を乗り切りたいところです。
未だ面会制限が解かれていない病院、施設が大半ですがそのような状況のなか、終末期を迎える方の病院からご自宅への退院支援のご依頼も比較的増えつつあります。
先日はホスピスで終末期を迎えた方でどうしても本日中に家へ帰りたいとのご要望を受け、夜間に病院へお迎えにあがりました。
急遽の流れ、夜間に関わらず病棟スタッフ、訪問診療・看護、医療福祉機器スタッフの皆さんの迅速な連携と対応にはいつも感心させられます。
今回、ストレッチャーで酸素療法を継続しながらのご移動でしたが、ご家族さまのご協力もあり無事にご自宅内のベッドまでお連れすることが出来ました。念願のご帰宅、ご本人さまとご家族さま双方の安堵した表情が印象的でした。
住み慣れた我が家に帰りたい、帰って来て欲しいというご本人さまやご家族さまの思い。終末期をどこで迎えるか、病院での看取りが当たり前だった一昔前に比べると選択肢も多様化し、関連した医療福祉サービスも充実してきています。
虹いろは、終末期という貴重で濃厚な時間を提供する橋渡しの役割と医療従事者の一員として、今後もお客様の思いに寄り添ったサービスの充実を図っていきたいと考えております。