早いもので3月に入り、徐々にではありますが春らしい陽気になってきましたね。
先日、施設入居中であるお母様にご主人の葬儀に参列してもらいたいとのご用件でご家族さまよりご依頼があり、対応させていただきました。
ご家族は葬祭場にて喪主としてお勤めをされているため、ご家族にかわり虹いろスタッフが車椅子でご移動されるお母様を専用車両で施設までお迎えにあがりました。
ご主人とは同じ施設に入居されていたとのこと。突然のご主人のご逝去に戸惑われていたこと思われますが、車中ではご主人との想い出話を聞かせて下さいました。葬祭場に到着すると久しぶりにお会いになったご親族と穏やかに話を交わしておられました。
ご葬儀の場合、スタッフはご親族と斎場で初めてお顔合わせをする流れとなります。ご挨拶のあと、虹いろスタッフはご本人様の介助が必要な場合は遠慮なく声をかけて下さるようお伝えし、ご家族水入らずで過ごしていただくため別室にて待機、もしくはご本人様の身体状況やご家族さまのご要望により介助が必要な場合は常時お付き添いすることも可能です。
コロナ禍ということもあり葬儀は小規模で行われていたご様子でしたが、きれいに身体を整えられたご主人と対面され、ご家族と和やかなひとときを過ごされていました。
約1時間の参列を終えられ、虹いろスタッフが入居施設へお送りする際、”まだ主人が亡くなった実感が湧かないけど時間が経つと寂しく感じてくるものなんだろうね…。”と車両のなかから見える夕日を眺めながらそう仰っておられました。
コロナ禍により特に病院や高齢者施設からの外出は未だ制限がかかる場合が多い状況ですが、徐々に制限解除に向けた動きも出てきています。
ご本人さまの大切なかたのセレモニーに参加したい、ご家族さまの参加させてあげたいという想い…。車椅子ユーザーだから、、外出先のご家族のサポートが難しいから、、との理由で諦めざるを得ないということは決してありません。
虹いろは、ご本人さまやご家族さまの置かれた状況に寄り添ったサポート、またセレモニーの種類に応じた立ち回りを心掛けたサービスを目指しております。
冠婚葬祭のご同行、その他外出サポート等においても柔軟に対応しております。お気軽にお問合せくださいませ。